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第46回ピティナ・ピアノコンペティション・特級とPre特級一次予選の動画審査を終えて

今年もピティナ・ピアノコンペティション(全日本ピアノ指導者協会が主催する日本最大のピアノコンクール)の審査員として、最上級カテゴリーである「特級」と「Pre特級」の一次予選に応募された動画を審査しました。

どちらの級も難易度の高い曲をまとめ上げていた方ばかりで、全体的にとても聴きごたえのあるプログラムでした。

そんな中で通過された方々は、細部まで気を抜かず、パリッと完成度の高い演奏を聴かせたところが評価されたように思います。一方で、強い個性を感じさせるアプローチをしつつも、惜しい結果となってしまった方もおられます。

 

様々な方法で準備された動画をできるだけフラットな視点で聴き、評価するよう心がけたつもりですが、審査員の面子が違えば結果もガラリと変わることがある、ということもコンクール参加者の方々には念頭に置いておいて欲しいと思います(これは昔、某国際コンクールの一次予選の結果発表時に審査委員長が仰ったコメントでもあります)。

 

いずれにせよ、コンクール参加のプロセスが若いピアニストの皆さんの経験値となり、次の目標へポジティブにつながっていくよう、心から願っています。

 

萬谷衣里